2014/08/11

ドイツ演奏旅行記

4年に一度ドイツで開催される、マンドリン音楽の祭典 Eurofestival Zupfmusik。当団は2010年に続き、今年も参加をすることができました。フェスティバルの前後には現地の方々のご協力のおかげで、ベルリン(Berlin)、ライプツィヒ(Leipzig)、タウヌスシュタイン(Taunussteinにて3回のコンサートを開催することができました。
524日から10 日余の日程での演奏旅行は、長い移動を含み、かなり忙しいものでしたが、とても素敵なものとなりました。

各演奏会の様子をご紹介します。

*ベルリンコンサート 2014.5.25 /会場:Ernst-Reuter-Saal, Berlin Reinickendorf
2度目のドイツ旅行となった今回はベルリンからスタート。
最初のコンサートは25日(日)の夜のLZO (Landeszupforchester Berlin)とのジョイントコンサートです。

同演奏ではBeyond the Rainbow (桑原泰雄作曲)とソナタイ短調(久保田孝作曲)の2曲を合同で演奏しました。
この演奏会の実現にはLZO指揮者のAriane Lorchさんが主体となり協力して下さいました。
 
ベルリン






*ライプツィヒコンサート(2014.5.27/会場:Saal in der Alte Boerseにて)
2つ目のコンサートは、旧東ドイツのライプツィヒ(Leipzig)にて。ベルリンからバスで南へ3時間ほどの場所で、バッハ、メンデルスゾーン、ゲーテ、シラーなどのゆかりのある緑の多い街です。
会場はホテルから10分ほど歩いた所にあるとても美しい建物で、外から見たとき、おもわず歓声があがりました。
演奏会の日は平日で、しかも雨の日にもかかわらず大勢のお客様が来て下さいました。
お土産に紙袋にいっぱいの街のパンフレットをいただきましたが、1泊しかできず観光の時間があまりとれなくて残念でした。

ライプティヒ


 
 
 
 

 
*ユーロフェスティバル2014.5.29/会場:にて)
舞台となったブルッフザール(Baruch)は、お城が有名で普段はごく静かな街だそうですが、フェスティバルの間は町中がお祭り気分に包まれます。
メイン会場のほか、お城、教会の3カ所で一度にたくさんの演奏会が行われます。

当団の出番は初日529日(木)の夜の部の最後。メイン会場にある大きな方のホール、レヒベルザール(Rechbergsaal )にて21:30からの予定でしたが、どんどん時間がずれていき、果たして夜10:00すぎまでお客様が待っていて下さるのか心配になりました。
しかしいよいよステージに出た時に見えたのは、ホールのすみからすみまでぎっしりのお客様、そしてどよめきと拍手!!

「弦楽のためのアダージョ」が終わると割れるような拍手が起こり、続く「舞踊風組曲第3番」のあとは、お客様が総立ちでさらに大きな拍手が鳴り止まず、予定外のアンコール曲まで演奏しました。
この場所で満員のお客さまからSTANDING OVATIONを受けた興奮と感激は、メンバーひとりひとりの一生の思い出となりそうです。

フェスティバル


 


*タウヌスシュタインコンサート(2014.6.1/会場:タウヌス)
最後のコンサートはブルッフザールから2時間ほど移動したタウヌスシュタイン(Taunussteinという街のタウヌスという会場にて、この街で長く続いた女性コーラスグループとのジョイントコンサートでした。
会場にはテーブルが並び、ディナーショーのような雰囲気でした。
当団の演奏曲目は今まで異なり、ポップスが中心で、合唱団のみなさまが日本語で「さくらさくら」を歌ってくださるサプライズもありました。
終了後の夕食会では、合唱団の方々のご家族やお友達などとも楽しくお話が弾み、隅々まで現地の方々の細やかな心遣いが感じられ、なごやかな雰囲気に包まれました。
このコンサートはUte Diel さんとGisela Schmidtさんにご協力いただきました。
当日はギゼラさんのほかにキースハリスさんも聴きににきて下さり、大変うれしく思いました。

タウヌス
 

 

この他、演奏会の合間を縫ってドイツ観光も楽しんできました♪
今回の演奏旅行は、現地のたくさんの方のご協力があって実現したものです。皆様に感謝するとともに、今後もこの繋がりを大切にしていきたいと思います。

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